「辞めます!」を代わりに伝える退職代行サービスとは?

仕事

この記事では今話題の退職代行について、どんなサービスなのか?
どういう時に利用したらいいのかなど退職代行サービスの具体的な内容や費用、
利用するときの注意点
などについて説明します。

なぜ退職代行サービスが注目されているの?

退職代行サービスとは、いわゆる「辞めます!」を自分の代わりに、
会社へ伝えてくれるサービス
です。
通常会社を辞める時には、まずは退職の意志を会社へ伝え、承諾を経て
その後の流れを相談し、円満に退職へという流れになります。
しかし近年退職意思を示したのに、それを受け入れてくれない企業や、
「辞めます!」と言いづらい職場環境が増えている
という現状があります。

全国の労働局に寄せられる退職に関する相談は、一昔前には多かった解雇に
関する相談を上回り、その数は10年でおよそ2倍以上の数字になっています。
これだけ多くの方が退職について悩んでいるという現実は、
社会問題として大きく取り上げられる理由としても納得がいきます。

退職代行サービスの具体的なサービス内容とは

では実際に退職代行サービスとはどんなことをしてくれるのか?その気になる具体的な退職代行サービスの内容について説明します。

①退職理由や背景のヒアリング

具体的な退職理由を整理しながら、ヒアリング(聞き取り)をしてくれます
退職したい理由というのは、はじめは漠然と自分の中に合ったものが、
様々な要因が重なり行動として形になります。
会社とのやり取りの中で、執拗な引き止めにあったり、脅迫紛いの対応をされたりすると、
その間に自分が本当に退職したかった理由というのが、どんどん曖昧になってしまいます。
退職代行サービスでは、そもそもなぜ退職したかったのか、その背景などについて、
詳しくヒアリングをしてくれます。

②電話で退職意思の伝達

具体的な退職理由やその背景をヒアリングしたら、あなたに変わってその意志を
会社へと伝えます。
また、あなたに変わり退職する上での、有給休暇消化についてや、
保険証、会社からの貸与物などの返却方法について話し合いをしてくれます。
伝え方としては電話で伝えるのが基本となります。

③弁護士への相談サポート

民間の退職代行サービスでは上記の意思を伝えるというところまでしかサポートできません
それ以上先、以下のような交渉などが発生する事案の場合には、弁護士を介して会社へと
伝える必要が出てきます。

  • 退職金やパワハラ等の慰謝料請求
  • 残業代未払い、給与未払い、有給消化交渉
  • 退職証明書や離職票などの書類作成

民間のサービス提供する会社によっては、弁護士を紹介し引き継ぎまで、サポートしてくる
会社もあるようです。
予めこうした交渉が予想されており、途中から担当が変わるのは嫌だと言う場合には、
弁護士が個人や事務所で退職代行サービスを行っているというところもありますので、
そちらを選ぶと良いでしょう。

退職までの流れについて

退職代行サービスを利用する場合の、一般的な依頼から、退職完了までの流れを説明します。
民間のサービス会社と弁護士依頼の場合では多少内容が異なりますので、
ご自身が置かれている状況に応じて、依頼先を選択することが大切です。

民間企業提供サービス

  1. 退職代行サービスに問い合わせ、資料請求
  2. 電話やメールで申し込み
  3. 担当者へ退職理由や背景を説明
  4. 本人に変わって担当者が会社へ退職意向を伝える
  5. 退職

弁護士提供サービス

  1. 個人弁護士又は弁護士事務所に問い合わせ、資料請求
  2. 電話やメールで申し込み
  3. 弁護士に退職理由や背景を説明
  4. 弁護士名義の退職通知を会社へ送付
  5. 税金や年金、社会保険関係手続きを代行
  6. 給与未払いなどトラブルがある場合は交渉など
  7. 退職
  8. 退職後の手続き関係

退職代行サービスの選び方

最近注目を浴びるようになった退職代行ですが、実は10年以上も前から弁護士や弁護士事務所ではこうした会社との交渉を行うサービスを提供しています。

民間企業が提供サービスと弁護士が提供するサービスの大きな違いは、トラブルが合った場合に
解決するためのサポートをどこまでできるか
にあります。
弁護士は依頼主に代わり法的主張を会社にすることができますが、民間企業ではそこまで
サポートすることはできません。

今自分が置かれている状況や、そもそもの退職理由の内容によって、退職代行サービスを
選ぶことが大切
です。

退職代行の費用はどのくらいかかるの?

退職代行使って見たいけれど、どのくらい費用がかかるのか気になるところですよね。
退職代行サービスにかかる費用の目安は民間企業依頼と、弁護士依頼により若干費用の差
はありますが、目安として参考にしてください。

民間企業提供サービス

民間企業提供の採用代行サービスの相場は3万~5万円となっています。
正社員、パート、アルバイトなのかといった、雇用形態によっても金額が変わる場合が
多い
傾向にあります。オプションサービスなどを設けているところもあり、その利用の有無に
よっても金額が変動しますので、HPや資料などを見て分からないところは一度お問い合わせ
してみるといいでしょう。

弁護士提供サービス

弁護士提供の採用代行サービスの相場は5万~7万円と、民間企業提供よりも若干高い傾向に
あります。というのも、弁護士の場合担当する退職のケースの多くは、複雑なトラブルを
抱えていることが多く、退職日や有給消化の交渉、書類作成対応など幅広くサポートすることが
予想されるため、高めに設定
されています。

この他パワハラ慰謝料や残業代未払い、退職金交渉などについては、別途オプションとして設けているところも多く、トラブルの内容や業務量に応じて金額が変動することは理解しておく必要があります。

退職代行利用の時の注意点

退職代行を利用するときの注意点をまとめました。
実際に利用する前にはまず以下の注意事項を確認してみてください。

非常識な行動は慎む

例えば、すでに会社から明確に引き継ぎをしてほしいと伝えられていたにも関わらず引き継ぎをしない。正当な理由もなく引き継ぎをせずに休み続けた挙げ句に退職代行に意思表示を依頼する。
など、誰がどう考えても退職側に原因があると思われてしまうような、非常識な行動は慎むようにしましょう。

退職代行を利用するにしても、最低限人として答えられる部分には答えてから、退職代行サービスへ依頼しましょう。

借りたものは返す

会社からの備品や貸与されたものに関しては、全て返却するようにしましょう。
こちらも人として常識的なことなので、守れない方はほぼいないと思いますが、しっかりと借りたものは返して辞めましょう。後々のトラブルにもなりかねません。

まとめ

最近耳にするようになった退職代行サービスですが、実は10年も前からこうした内容のサービスがあったことを知り、驚いています。

私自身今思うとパワハラ?と思われるような会社での就業経験がありますので、退職で心身共に
疲れ果ててしまう人の気持ちすごく良く分かります。当時は退職代行サービスというもの自体あることを知らなかったので、色々と苦労しましたが、今同じような状況だったら、私も利用してみたいです。

当時は、辞めることは逃げることと思っていましたが、今ではそうではない!とはっきりと言うことができます!まずはその一歩を踏み出してみてください。

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